【新社会人】これだけ気をつければOK!ビジネススーツの基本!5選

お手入れ

ビジネスシーンでの服装のカジュアル化は歴史を踏まえても至極当然の流れですが、そんなときだからこそ、きちんとした身なりをしている人はやはり素敵に見えます。しかし、ややもすれば、「やりすぎ」になってしまうのが装いの定めではありますので、ここでは至ってシンプルかつ王道、そしてさりげない着こなしを解説していきます。

黒のスーツはとりあえず避ける

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これは散々言われていることですが、ファッション誌などでは、海外では着ないから企業が戦略として始めたことだから、などなど散々言われていますが、個人的にはそんなものは二の次で良いものであれば、着ればいいと思うんです。

もともとスーツというのは、suit(合っている)を意味しているわけで、モーニングのようにジャケットとトラウザーズ、ベストをそれぞれ別々の生地から作っていたものを簡略化して同じ生地から作った、つまりsuitから来ているわけです。

このスーツの形も元々はスコットランドの労働着が元になっているわけですから、歴史的に見てもこれまでになかったようなものを創意工夫をし、発展させてきたのです。
それを考えれば、新しいことは歓迎されるべきであろうと思うわけですが、どうやら日本で始まったものはNG、欧米で始まったものはOKという雰囲気があるのも事実です。

それでも私が黒のスーツを避けろというのは、色の与える印象によります。
黒という色はやはり夜のイメージです。人類が文明を作り出す前は夜ほど危険な時間はなかったわけですから、黒に対する恐怖のイメージ、ダークなイメージは引き継がれています。
また、多少威圧的でもあります。

ビジネスシーンにおけるスーツは、相手に不快な気持ちを与えないというために着ているので、なるべく黒は避けたほうがよいのではないでしょうか。

ボタンは白!糸も白!

こちらの写真のように、ボタンを留めている糸とボタンホールの糸がカラフルになっているものがよく店頭にならんでいます。
他にも、襟にもラインが入っているものなどさまざまあります。

カジュアルな服装であれば、お好きな色のものを着ればよいですが、ビジネスの場合基本はすべて白です。シャツの生地、ボタン、糸、襟の裏地もです。

白というと就活のイメージから早く抜け出したいと思う新社会人が数多くおりますが、その考えは誤りです。基本は白に始まり白に終わります。

白いシャツはものすごくシンプルなため、その分素材の良しあしが出やすいシャツでもあります。
やはり綿100%のシャツを選ぶというのは、外せないですね。

しかし、きちんとしたシャツ店頭でを買おうとすると1万円~2万円ほどすることがほとんどですが、そんなお金をシャツにかけるというのはなかなか現実的ではありません。

そこで、細かなディティールとして貝ボタンや裏前立て、本縫い仕様など非常に優れたものを既製服で手ごろな価格で販売しているショップがありますので、リンクを載せておきます。

ELMO 140番手双糸ブロード ホワイト_リンクルレジスタント
ビジネスプロフェッショナルのための「どんなビジネスシーンでも戦える究極のベーシックシャツ」をコンセプトにした新襟「ELMO(エルモ)」です。ELMOは小ぶりで肩肘張らないモダンな襟型で、ショートポイントカラーに近く、今主流なスーツにも合わせやすいオールマイティな形です。ボディは、やや細身なシルエット(モデル名:ALBE...
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ボタンダウンにネクタイは避ける!

こちらの写真のように、襟の部分にボタンがついているものをボタンダウンといいます。

元来、ボタンダウンのシャツはアメリカのブルックスブラザーズがノーネクタイでも襟の立ちが美しく見えるように制作したものです。

そのため、ボタンダウンのシャツにネクタイを締めるのは、元々の用途からは外れた使い方になります。

ネクタイを締めるのであれば、ボタンダウンではなく、ノーマルなシャツにしましょう。

ホリゾンタルカラーはネクタイによっては不格好に見えるため、レギュラーかワイドを選ぶようにすると良いでしょう。

ネクタイは無地!

ソリッド(無地)

間違いなく、無地のネクタイが一番使い勝手がよいです。

濃紺のネクタイを持っていると汎用性が高いので、必ず1本そろえておきましょう。

ドット柄

ドット柄も非常に合わせやすいネクタイです。

ドットのサイズが大きいと使い勝手が良くないので、なるべく小さくてさりげないものを選んでおくとよいかと思います。

小紋柄

少し柄のあるものが欲しいという方は、小紋柄を選ぶとよいでしょう。

ただ、柄によっては目立ちすぎるのものもあるので、ワードローブに揃えておく優先順位としては低くなるかもしれません。

レジメンタル

レジメンタルは日本ではかなり人気ですが、欧米(特にヨーロッパ)ではビジネスのシーンでは避けられる柄です。

もともとレジメンタルは連隊を区別するものであり、今でも大学のカレッジを区別するために用いられております。
このような意味合いがあるネクタイをビジネスで着用するのはやはり憚られます。1本はもっておいてもよいですが、メインにはしないほうがよいでしょう。

靴下は脛が見えないものを!

ビジネスで白のソックス、スニーカーソックスは絶対にNGです!
何がどうであっても避けてください。

また、脛のあたりまでしかない靴下だと一日中動いていると靴下が下がってきて、座ったときに脛が見えて非常に恥ずかしいことになります。

個人的におすすめの靴下は画像にあるようなロングホーズの靴下です。
このタイプの靴下であれば、間違いなく朝から晩まで下がりません。
また、シルケット加工というシルクのように見える加工が施されているので、靴下が見えたときに非常にきれいに見えます。

ロングホーズの靴下でおすすめの靴下は、Tabioの靴下です。

普段3つで1000円のような靴下をはいている方からすると非常に高いですが、履き心地もよく、耐久性も問題ないので、必ずペイできるような靴下ですので、ぜひ試してみてくださいね!

まとめ!

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いかがでしたでしょうか。

案外知らないこともあったという方も多いのではないでしょうか。
今度はもう少しレベルを上げて中級者の装いを考えてみようと思います。

お楽しみに~!

コメント

  1. […] ボタンダウンって何?というは、以前こちらの記事でも取り上げておりますので、ご覧ください!【新社会人】これだけ気をつければOK!ビジネススーツの基本!5選 […]

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